二次加工(型押し加工)Secondary Processing

型押し加工

型押し(エンボス加工)とは、金型を用いて素材表面に凹凸をつけ、柄・文字・質感を立体的に表現する加工です。単に模様を付けるだけでなく、触れたときの感触・素材の存在感までをコントロールできるのが特長です。
同じ素材でも、印象は大きく変わります
型押し加工は、「素材そのものを変えずに、印象だけを大きく変えたい」という場面で特に効果を発揮します。
・シンプルな素材を、表情のある仕上がりに
・定番素材に、オリジナリティを付加
・用途やブランドイメージに合わせた表現調整
こうしたニーズに、柔軟に対応できる加工です。

<加工例①>
こちらの数字ロゴは、二重構造のラメ層を持つ、表情豊かな素材(ギンパラ)に型押し加工を施した例です。

加工前
<型押しのみ>
<箔転写 × 汚し加工>

二重構造のラメ素材は、光の反射や層の影響を受けやすく、ロゴの輪郭や深さの調整が難しい素材です。本加工例では、素材の質感を損なわないよう、型押し条件を細かく調整しています。

 

箔転写 × 汚し加工

複数の工程を組み合わせることで、素材表面に奥行きと表情を与えます。
それぞれの工程が単独で主張するのではなく、重なり合うことで、自然な陰影と深みを生み出します。
・箔転写:表面に金属的な光沢や色味を与え、光の反射による表情変化を加えます。
・汚し加工:凹部に色を残し、山部分を際立たせることで、柄の輪郭や陰影を強調します。

汚し加工による表情の変化


<型押しのみ>
 <汚しあり>

汚し加工を行う前は、型押しによる凹凸は確認できますが、全体の印象は比較的フラットで、柄の輪郭も控えめです。素材そのものの色味や質感が前面に出るため、落ち着いた印象になります。汚し加工を施すことで、凹部に色が残り、山部分が際立ちます。その結果、柄の輪郭や細かなディテールが浮かび上がり、陰影と奥行きのある表情が生まれます。「模様」から「立体的な表現」へと変化する大事な工程です。型押しや汚し加工は、製品として使用されることで、その表情がより際立ちます。以下は、加工技術を活かして仕上げた製品例です。

 

加工を活かした製品例

 

弊社では、素材や加工のご提案から、製品としての仕上がりを見据えた表現まで、加工から製品に至る工程を一貫してサポートしています。
型押しや汚し加工についても、「どのような製品に使うか」「どの程度の表情が適しているか」を踏まえ、用途やイメージに合わせたご提案が可能です。加工に関するご相談から、製品化を見据えた検討まで、お気軽にお問い合わせください。

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